OMAKASE奨学金(第1回)の交流会を実施
OMAKASE奨学金(第1回)交流会
<特別協力>
神楽坂 石かわ、虎白、瓢亭
「つくり手が、もっともっと料理に没頭できるように」を掲げ人気飲食店の予約サービスを運営するGMO OMAKASE株式会社(以下、当社)は、日本の飲食業界の持続的発展への貢献を目指し、「OMAKASE奨学金」(以下、当奨学金)を創設しました。1人あたり20万円の一括支給、貸与型ではなく給付型といった特徴を持ち、未来のスターシェフが調理師になることを支援しております。
※当奨学金は当社からの寄付を基にし、第1回として2024年4月より公益財団法人 公益推進協会を通じて募集、2024年7月に締切。その後、2024年8月に奨学生が決定されました。
その後2024年秋に、第1回の奨学生となった学生およびその教職員を対象に、交流会が開催されました。
・10月:東日本版/ミシュランガイド東京2025三つ星「虎白」で開催
・11月:西日本版/ミシュランガイド京都大阪2024三つ星「瓢亭」で開催
※西日本版は特別開催、次回以降の開催は未定
東日本版「虎白」での交流会の概要レポートは、下記のとおりです。
ミシュランガイド東京2025三つ星「虎白」での交流会の概要レポート
三つ星店舗での交流会が実現!夢を叶える第一歩に
2024年10月、第1回の奨学生となった学生およびその教職員を対象に、交流会が開催されました。会場となったのは、当社サービス「OMAKASE byGMO」に掲載されている人気飲食店で、ミシュランガイド東京2025で三つ星を獲得した「虎白」。ミシュランガイド東京で16年連続三つ星を獲得している「神楽坂 石かわ」の店主 石川 秀樹氏を筆頭に、本奨学金の目的にご共感いただいた、「虎白」「蓮 三四七」などのミシュランガイドの星付き店を含む株式会社I1Companyホールディングスが運営する飲食店の店主たちが勢揃いいたしました。
北海道から九州まで日本全国から集まった学生たちは、普段触れることのできない本物の店舗の厨房を見学したり、実際の店主たちとお話をしたりと貴重な機会を楽しみました。
交流会では、厨房見学や店主たちとの交流のほか、「神楽坂 石かわ」の店主 石川 秀樹氏と「虎白」の店主 小泉 瑚佑慈氏が腕を振るった特別コースが振る舞われました。学生たちは、世界レベルの料理に触れ、プロの仕事に対する意識を新たに目を輝かせていました。
会の最後には、学生から全店主への質問の機会も設けられ、「なぜ料理人になりたいと思ったか?」「新しい料理はどのように考えて、作り出しているのか?」など、目を輝かせながらたくさんの質問が飛び交いました。
店主からの声と学生たち・教職員の声、そして未来への展望
会の冒頭の「神楽坂 石かわ」の店主 石川秀樹氏からの挨拶では、「プロの仕事は、目の前の人を幸せにする戦いだ。」「お金は、何に使うかが大事。料理人として実際に食べることにお金を使い、自分の中の価値感を磨いていってほしい。」と、若き料理人たちに熱いメッセージが送られました。
奨学生となった学生たちは、今回の交流会に大きな刺激を受けたようです。「石川氏の話を聞き、人を喜ばせるにはどうしたら良いか、を考えて仕事をするというのが印象的で心に留めておきたい」と、自分の仕事感で大事にすべきことをアップデートできたことを語る学生も。「奨学金で経済的な負担が緩和されたことで、安心して料理の勉強に打ち込めます。」と、感謝の言葉を述べる学生もいました。
また、今回の交流会では各学校の教職員の方も参加。錚々たる名店の店主たちの料理にかける想いを受け、より一層の教育に熱を持った教職員の声もありました。
今回の交流会は、学生たちにとって単なる集まりではなく、将来のキャリアを考える上で大きな転機となったはずです。当社のこの取組みにより、日本の食文化の発展へ、大きく貢献できていればと期待しています。
奨学金制度の発足までの背景と当社の想い
当社が奨学金制度を創設した背景には、食業界の後継者不足という深刻な問題に対する危機感がありました。当社は、引き続き飲食業界を盛り上げ、日本の食文化を後世に継承していくため、若き才能の発掘と育成に力を入れたいと考えています。
以上